傷害保険はケガに対する補償を目的に掛けられる保険である。
生命保険のように現在の健康状態を問われることがないため、これまで大きな病気をした人であっても加入することができる点が優れている。
傷害保険は、補償の範囲や期間なども細かく設定できるため、より自分に適したものを必要な分だけ掛けられる、とてもフレキシブルな保険であると言える。
傷害保険は税制面でも優遇措置があり、所得控除の対象にもなっている。
また、どんな年齢であっても保険料が同じであり、年齢に関係なく入れるということも魅力である。
日常で予期せぬケガに対して、迅速に対応しているものである。
傷害保険の保険金の支払い対象となるケガは、「急激かつ偶然な外来の事故」による場合であり、ケガであればどんな場合でもよいわけではない。
「急激性」「偶然性」「外来性」の3要件を満たしているかどうかで傷害保険の保険金支払の対象となるかどうかが決まる。
「急激性」とは、傷害の原因としての事故が緩慢に発生するのではなく、原因となった事故から傷害までの過程が時間的間隔がないことを意味する。
「偶然性」は原因または結果の発生が予知できない状態であり、「外来性」とは、なんらかの外部的要因が原因で傷害を被ることである。
傷害保険を上手に選ぶためには、目的をはっきりさせることが重要である。 どのような事故を対象にするのか?いくらの補償が必要なのか?誰を保険の対象にするのか? 自分に適した保険を選ぶことで保険料もコストダウンさせることが可能となる。 例えば、勤務中は労災保険や会社の保険があるならば、傷害保険に就業中の危険不担保特約をつけることで勤務中の怪我を傷害保険の対象からはずすとよい。 スポーツをやる人で障害保険に加入しようと考えているのであれば、補償対象をひとつのスポーツに限定することで保険料を抑えられることが出来る。
条件によっては傷害保険の保険料が高くなることもあるということを念頭に置くべき。 例えば、一般的に危険だとされている職業に従事している場合は、傷害保険の保険料も高めになる。 傷害保険において危険度の少ない職業としては、事務職、専業主婦、販売員、教員、医師など。 反対に危険度の高い職業は、ガソリンスタンドの販売員、タクシーの運転手、営業用貨物自動車運転者、大工や作業者など。 また、傷害保険に加入する時には、割増保険料というものを追加することで対象となる事故が多くなる。 傷害保険に加入する前に、自分にとって傷害保険は必要かどうか検討してみよう。